[18年02月更新] Ripple/リップル(XRP) - CCらぼ-ビットコインや仮想通貨、仮想通貨取引所の初心者向けメディア

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Ripple/リップル(XRP)

2018.02.20 更新

仮想通貨「リップル」とは?

リップルは既に100を超える金融機関と提携を結び、2018年から本格的に海外送金に利用され始めると予想されています。
リップルは「価値のインターネット(IoV)」の実現を目指しています。
価値のインターネットは簡単に言うと「ほぼ無料と言ってよいコストでをいつでも資金移動可能なグローバルネットワーク」です。
つまり、円もドルもユーロもウォンも元も、そしてビットコインも全ての資金を瞬時に移動させることができる世界を作ろうとしているのです。
この壮大な計画を、一体どうやって実現させようとしているのか?
ここではリップルの目的や機能の一端をご紹介します。

リップルプラットフォームの誕生

リップルの起源はビットコインよりも古く、2004年、Ryan Fuggerという者が考案した決済プロトコルが始まりでした。
その後様々な人、技術を巻き込み、現在のリップルへ至っています。

ビットコインとの違いは?リップルの恐るべき能力

冒頭でリップルの目的や機能の「一端」をご紹介すると言いました。
もちろん全てをここで伝えきれれば良かったのですが、それが全くできないほどリップルの世界は奥が深いです。
なのでここではリップルの凄いところを、ビットコインと比較しつついくつかだけピックアップしてご紹介したいと思います。

目的

まずビットコインとの性能差等を比較する前に、まずはリップルとビットコインの目的の違いを説明しなければなりません。
まずビットコインですが、ビットコインは現在の法定通貨にとって代わるような「決済用通貨」のポジションを目指しています。
そしてリップルは、厳密には「2通貨間を橋渡しするためのプラットフォーム」の名称です。
例えば海外送金を例にとると、今は円をドルに換えて指定した海外の銀行口座に入金する必要があります。
しかしリップルを利用すると、円をXRPというリップル内で使われる仮想通貨を介して、数秒でドルへ変換することが可能になります。
更にリップルはこれを拡張し、円から世界中の主要な通貨や仮想通貨との資金移動ができるようにしていくつもりです。
かなりスケールの大きなことをしようとしているのが分かって頂けると思います。

資金移動スピード

上述した通り、リップル内での通貨の移動はほんの数秒で終わってしまいます。
ビットコインは最低でも10分、現在はトランザクションの増大で長い時は1日以上待たされる場合もあります。
この驚異的なパフォーマンスには目を見張るものがあります。
現在法定通貨はドルが世界の基軸通貨として、各国の通貨の価値を計る指標となっていますね。
しかし、もしリップルの構想が現実となれば、世界の基軸通貨はドルからXRPに代わるかもしれません。それだけのポテンシャルを秘めた機関なんです。

中央集権管理とロックアップ

さて、ある程度リップル、そしてXRPがどういったものか理解して頂けたかなと思いますが、どんなものにもデメリットは存在します。
リップルのデメリットとして言われているものには、中央集権管理とロックアップという2つの点があります。

XRPの中央集権管理

リップル内で利用される予定のXRPは、リップル社がその大半を保持しています。
XRPは全部で1000億枚ありますが、その内640億枚はリップル社が管理しています。
つまり大量のXRPを市場に流したり、逆に市場からXRPを大量購入することで、XRPの価格の操作が出来てしまうんですね。
これはビットコイン等の非中央集権を目的として作られた仮想通貨とは異なる点です。

ロックアップ、そしてXRPの大量市場投入の危険性

上述したXRPの市場大量投入は投資家からみると大きな問題です。
市場に流れるXRPの量が増えれば、それだけ自分が持つXRPの希少性が損なわれるからです(これは日本円やドル等の法定通貨でも同じです)。
この問題を解決すべく、リップル社はXRPの「ロックアップ」を実施する予定です。
XRPのロックアップとは何ぞやと言う話ですが、簡単に言うと「リップル社が持っている640億のXRPのうち550億XRPを、2017年の内は市場に流さずに留めておき、2018年から毎月最大で10億枚のXRPを流していくシステム」のことです。
つまり一気に何百億ものXRPが出ることは無くなったってことです。
ただよく見てみると、リップル社はすべてのXRPではなく、「640億の内の550億」です。
つまり残りの90億は自由に売買が可能な状態で残っているんですね。
つまり結局毎月100億枚は自由に扱えることになります。
ここのところがどうなっていくかがリップルの懸念点であると言えます。

急激に上昇しているリップルの時価総額

とはいえロックアップ実施はリップルにとって大きな好材料だったようで、このところ大きく価値を伸ばし、時価総額はあのイーサリアムを抜いて、現在2位です(原文執筆時点)
まさかイーサリアムが抜かれる日が来るとは思っていなかったので、正直驚いています。
今後XRPは実需として使われるようになっていくので、もしかするとビットコインをも超えて、時価総額1位の座につく日も近いかもしれませんね。

2018年、リップルネットワーク本格始動!

さて来る2018年、ついにリップルネットワークが本格的に動き出します!
リップル関連はニュースが多くて全ては紹介しきれないのですが、日本限定の話でも、来春からリップルネットワークを利用した国内送金アプリがリリースされる予定になっています。これは同行だけでなく、他行にも一瞬で資金を移動することが出来るようになるそうです。
さらに、アメリカーメキシコ間の国際送金も2018年初旬での実現を目指して取り組まれています。
この国際送金が実用にまで発展することができれば、リップルネットワークの経済圏はより発展し、さらなるXRPの価値向上が望めるでしょう!

リップルのXRPが購入できるオススメ取引所3選!

GMOコイン

初心者の方なのであれば、GMOコインで購入するのがおすすめです。
GMOコインは国内大手のインターネット事業を営んでおり、FX取引所の運営実績もありますので安心です。
更にGMOコインは2017年11月29日からリップルのXRPを扱い始めました。
そのキャンペーンとして、現在XRPのスプレッド(手数料)が非常に安くなっています。
日本円入金手数料も無料なので、少額でお試ししたい方には打ってつけです。

coincheck

coincheckは国内取引所の中では非常に規模が大きく、取り扱っているアルトコインの数も、現在12通貨と他の取引所に比べ非常に多いです。
coincheckの良いところは間違いなく、「スマホアプリの使い勝手」です。
ビットコインなどの主要通貨の価格チェックの為に、coincheckを利用していない方にもおすすめできるほど素晴らしいものであると思います。
リップル以外のアルトコインも気になり始めた時の為に、最初からcoincheckで購入するのが良いかもしれませんね。

Bitbank

もしある程度仮想通貨取引に慣れている方なのであれば、Bitbankでのトレードがおすすめです。
Bitbankはとにかく取引手数料の安さが魅力的です。
現在「全ペア手数料無料キャンペーン」を開催しており、リップルの取引手数料も「無料」となっています(キャンペーンは1月9日10:00までの予定)。
取引所のUIも非常に見やすく、他の有名な取引所に比べると発展途上ですが、これからに期待のできる取引所です。

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