※2018年3月28日更新。アクセス数や登録数などから算出
ビットコインなどの仮想通貨の多くは、マイニングなどでも入手できますが、仮想通貨取引所を使って入手する人がほとんどでしょう。
2017年はビットコインの価格が10倍以上と仮想通貨全体の人気が急上昇したため、仮想通貨取引所の口座を開設する人も激増しました。
テレビでも様々な仮想通貨取引所のCMが頻繁に流れはじめ、様々な企業が仮想通貨取引所に参入しています。
2018年も、dmmの参入を皮切りにサイバーエージェントや、LINEなどITを代表する企業が仮想通貨取引所に参入を表明しており、仮想通貨にとって大きな1年になりそうです。
これを機に仮想通貨の取引をやってみたいという人もますます増えると思いますが、仮想通貨取引所は国内外に何十とあり、取引所によってどんな特徴があるのか、どこの取引所を選べばいいかわかりづらいのも事実です。
特に最近は、不正アクセスで仮想通貨取引所から大量の通貨が盗まれるという事件がたびたび起こっており、仮想通貨だけでなく仮想通貨取引所の信頼性も重要視されるようになりました。
そこで、仮想通貨取引所の運営会社や取り扱い通貨、売買の手数料やスプレッド、得意な取引パターンやおすすめのユーザーなどを比較しましたので、項目ごとに解説をしていきます。
まずは、各取引所の大まかな概要や特徴、適するユーザー、セキュリティについて比較していきましょう。
仮想通貨取引所には、売買形式によって取引所と販売所というのがあり、さらに取引の種類として、現物取引とレバレッジ取引というものがあります。
販売所は取引所が購入した仮想通貨を顧客に販売あるいは、顧客から買取をする場所になります。販売所自身が売買元になるので、ネットショップのように操作も簡単で取引のスピードが速いのがメリットです。
ただ、販売所が仮想通貨を仕入れた上で、売値、買値を販売所が決めているため、売買の実質的な手数料が高くなりがちです。
一方で取引所は、参加しているユーザー同士が売買をする板取引を仲介をする場所になります。ユーザー同士がやり取りをするため、一般的に販売所よりも手数料が安く抑えられます。
しかし、オークションのようにユーザー同士が売買をするため、ほしい価格でなかなか購入ができなかったり、想定以上の価格で買うことになったりします。
特にユーザーが少ない取引所では、売買自体がなかなか成立しないケースもあるでしょう。
その名の通り、現物取引は、実際にビットコインなどの仮想通貨を売り買いする取引のことで、購入した仮想通貨は自分のものになるため、他の仮想通貨取引所や自分自身のウォレットに送金することができます。
それに対し、レバレッジ取引は、実際に仮想通貨を売買するのではなく、一定の証拠金を用意して、その証拠金の数倍から数十倍の金額で売買をすることができる取引です。
レバレッジ取引は、証拠金の信用を元に仮想通貨を借りて取引を行うような取引なので、他の仮想通貨取引所やウォレットに送金することはできません。
セキュリティについては、コインチェックのNEM(ネム)の大量流出以降、利用者側だけでなく取引所側も非常に重要視される部分で、事件以降は情報公開の頻度が高くなったり、セキュリティ対策チームが発足したりと現在、各取引所が対策に時間をかけているところです。
特に日本国内では、金融庁の審査を経て仮想通貨交換業者として登録されていないと仮想通貨取引所として運営ができません。
管理体制に不備があると業務改善命令等がされて、場合によって撤退を余儀なくされることもあります。
どの仮想通貨取引所も、日々セキュリティや運用について、見直しを行っていますので、定期的に最新情報をチェックするようにしましょう。
※2018年3月28日更新。アクセス数や登録数などから算出
仮想通貨取引所・販売所名 | 特徴 | セキュリティ | こんなユーザーにおすすめ |
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仮想通貨取引量・ユーザー数共に日本一、ビットコインFXは世界一。セキュリティが高い国内最大手の仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer) |
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マルチ・シグネチャ対応のコールドウォレット(ネットワーク上に無いウォレット)に仮想通貨の80%以上を保管しており、監視システムで24時間365日常時監視されています。 ネットワークは、DigiCert(デジサート)の SSL サーバー証明書を使用し、金融機関が利用しているSHA-1よりさらにセキュリティが向上しているSHA-2で内部システムからすべて暗号化されています。 WAFによる不正アクセス監視、DNS サーバー IP Anycast の導入など、細心のネットワークセキュリティが採用されています。 システムにおいても、XSS対策、SQLインジェクション対策、CSRF対策等はもちろん、自己診断プログラムで不正操作等を防止しています。 ログイン時の携帯電話・デバイスによる 2 段階認証にも対応しており、不正出金に対する補償サービスも行っています。 |
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ビットコインだけでなくリップル、イーサリアムなど主なアルトコインの売買手数料が格安。ビットフライヤー、コインチェックに並ぶ国内大手仮想通貨取引所ザイフ(ZAIF) |
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マルチ・シグネチャ対応やコールドウォレット対応、ログイン時の二重認証等主要なセキュリティ対策は高い水準だと思われます。 しかし、2018年1月にAPIでの不正アクセスが発覚し、一部ユーザーで不正出金や不正取引が行われました。 現在はAPIの仕様を変更しより安全性画ましたと考えられますが、より高いセキュリティ対策を行うため、セキュリティ対策室を設置し、マルチシグ環境の強化、コールドウォレット比率の向上、社内外のセキュリティ監視体制の強化や運用体制の見直しを図っています。 |
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取引ツールが使いやすい。17通貨ペアで仮想通貨FX(レバレッジ取引)が可能なDMMビットコインdmmビットコイン(DMMBitcoin) |
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コールドウォレットやマルチ・シグネチャ、二重認証等、基本的なセキュリティ対策はされています。 二重認証はログイン時、口座振替時、出庫時などのアクションごとに細かく設定できます。 それ以外のネットワークやインフラ、運営体制等についての取り組みはサイト等には特に詳しく書かれていません。 ただ、FX等でも実績があるため、セキュリティは標準以上だと考えられるでしょう。 |
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一部上場企業の「GMOインターネットグループ」傘下である仮想取引所GMOコインGMOコイン(gmo coin) |
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コールドウォレットやマルチ・シグネチャ、二重認証、ログイン実績のないログインの場合は再認証を行う等のセキュリティ対策を行なっています。 システム全体としても24時間365日監視だけでなく、 外部のセキュリティ会社(三井住友海上火災保険株式会社と連携)による脆弱性診断、GMOグループの規模を活かした脆弱性情報の収集、承認プロセスの多重化などを行っています。 |
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FXトレーダーから評価が高いFXTFが運営する仮想通貨取引所ビットトレード(BitTrade) |
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コールドウォレット管理やマルチ・シグネチャ、二重認証等のセキュリティ対策がされています。 ホットウォレット等のセキュリティに関しては、仮想通貨専門のセキュリティ会社BitGoと提携しており、二重認証についても様々なアクションの際に認証を行い、ログイン時にはInvisible reCAPTCHA等も組み合わせて不正ログインを排除しています。 |
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アジア最大級のICOを成功させたQASH(キャッシュ)の発行元が運営する仮想通貨取引所。過去に不正出金無しというセキュリティが自慢の仮想通貨取引所コインエクスチェンジ(QUOINEX) |
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コールドウォレット管理、マルチ・シグネチャ対応やログイン時の二重認証等様々な対策を行うことで、過去の不正出金が0という国内最高レベルのセキュリティ対策を行っているとされています。 特に100%コールドウォレット管理は、国内仮想通貨取引所として唯一対応しています。 AWS等を使用しないプライベートサーバでの運用やAPI出金の禁止や出金リストのホワイトリスト化、サーバダウンが少ないなどインフラ面やユーザー側の操作面でもセキュリティを意識して構築・運用されています。 |
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取り扱い仮想通貨は100以上。リリースからわずか6ヶ月で世界1位の取引高を達成した人気の海外仮想通貨取引所バイナンス(Binance) |
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細かい内容は公開されていないが、ネットワークやインフラなど様々な観点からセキュリティ対策がされているといわれており、現時点でバイナンスの仮想通貨取引所システムへのハッキング等はされていないようです。 二重認証や画像認証などログイン時のセキュリティも低くありませんが、取引量が世界1位ということもあり、多くのフィッシングサイト(本物そっくりの偽物サイトのこと。誤ってログインしたユーザーのIDやパスワードを奪うことで不正アクセス、不正送金等を行う)が存在しています。 場合によって、二重認証コードも盗まれて数秒の間に使用(バイナンスではSMS等で送信された二重認証コード自体が60秒しか使用できないためセキュリティは比較的高い。)されてしまうこともあるため注意が必要です。 |
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次は仮想通貨取引所ごとに取り扱っている仮想通貨の違いを見ていきましょう。
ビットコインだけでなくリップルやイーサリムといったメジャーなアルトコイン以外も取引をしたい場合は、いくつもの取引所の口座を持つことになると思いますので、どの仮想通貨取引所でどの仮想通貨を取引するのが最も得なのか考える必要があります。
また、取扱い通貨と言っても、ビットコインは販売所で現物取引のみ売買可能、リップルは取引所でレバレッジ取引のみ売買可能というように、仮想通貨の種類によって可能な取引が違う場合があります。
そのため、現物取引のみ売買可能な仮想通貨、レバレッジ取引のみ売買可能な仮想通貨、販売所で売買可能な仮想通貨、取引所で売買可能な仮想通貨という4パターンの組み合わせを取引所ごとに確認するようにしましょう。
仮想通貨取引所・販売所名 | 取扱い通貨数 | 取扱い通貨・トークン |
---|---|---|
ビットフライヤー(bitFlyer) |
7 |
取引所・現物取引ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH) ※bitFlyer Lightning取引所・レバレッジ取引ビットコイン(BTC)販売所・現物取引ビットコイン(BTC)/ビットコインキャッシュ(BCH)/イーサリアム(ETH)/イーサリアムクラシック(ETC)/ライトコイン(LTC)/モナコイン(MONA)/リスク(LSK) |
ザイフ(ZAIF) |
16 |
取引所・現物取引ビットコイン(BTC)/ビットコインキャッシュ(BCH)/イーサリアム(ETH)/ネム(XEM)/モナコイン(MONA)/カウンターパーティ(XCP)/ビットクリスタルズ(BCY)/ザイフトークン(ZAIF) /ストレージコインエックス(SJCX)/フィスココイン(FSCC)/カイカコイン(CICC)/ネクスコイン(NCXC)/ぺぺキャッシュ(Pepecash)/ゼン(JPYZ)/コムサ(CMS)※ゼンはビットコインでの取引が不可、コムサはビットコイン、イーサリアムでの取引のみ 取引所・レバレッジ取引ビットコイン(BTC)/モナコイン(MONA)販売所・現物取引ビットコイン(BTC)/モナコイン(MONA) |
dmmビットコイン(DMMBitcoin) |
7 |
販売所・現物取引ビットコイン (BTC)/イーサリアム (ETH)販売所・レバレッジ取引ビットコイン(BTC)/リップル(XRP)/イーサリアム(ETH)/ビットコインキャッシュ(BCH)/イーサクラシック(ETC)/ライトコイン(LTC)/ネム(XEM) |
GMOコイン(gmo coin) |
5 |
販売所・現物取引ビットコイン (BTC)/ビットコインキャッシュ (BCH)/イーサリアム (ETH)/ライトコイン(LTC)/リップル(XRP)販売所・レバレッジ取引ビットコイン (BTC) |
ビットトレード(BitTrade) |
6 |
取引所・現物取引ビットコイン (BTC)/リップル(XRP)/ライトコイン(LTC)/イーサリアム (ETH)/モナコイン(MONA)/ビットコインキャッシュ(BCH) |
コインエクスチェンジ(QUOINEX) |
8 |
取引所・現物取引ビットコイン (BTC)/リップル(XRP)/イーサリアム (ETH)/ビットコインキャッシュ (BCH)/ネム(XEM)/ライトコイン(LTC)/キャッシュ(QASH)/イーサリアムクラシック(ETC)取引所・レバレッジ取引ビットコイン (BTC)/イーサリアム (ETH)/キャッシュ(QASH) |
バイナンス(Binance) |
116 (18年3月14日確認時点) |
取引所・現物取引ビットコイン(BTC)/イーサリアム(ETH)/リップル(XRP)/ライトコイン(LTC)/カルダノ エイダコイン(ADA)/ネオ(NEO)/ステラ(XLM)/モネロ(XMR)/ダッシュ(DASH)/ネム(XEM)/IOTA(MIOTA)/トロン(TRX)/イーサリアムクラッシック(ETC)/リスク(LSK)/OmiseGO(OMG)/クアンタム(QTUM)等、時価総額上位から下位まで取り扱っている。独自仮想通貨のBNB(バイナンスコイン)も有。 |
取引所の主な収益は、取引時の売買手数料と売り買いの価格差(スプレッド)の収益になります。
例えば、相場が「買い101万円:売り100万」の場合、その差額の1万円(スプレッド)が取引所の手数料収入となります。
取引所の場合、売りたい顧客と買いたい顧客のバランスが常に変わっていくため、スプレッドも変化することが一般的です。
一方、販売所は販売所が仕入れた仮想通貨を顧客へ販売、あるいは顧客から通貨を買取する形で運営されています。
そのため、通常は取引所よりも販売所の方が手数料(スプレッド)が広くなる(価格差が大きい)ことが多く、販売所によってはスプレッドが固定化されていることもあります。
また、スプレッドは、同じ取引所・販売所でも仮想通貨の種類によって違う場合もあります。ビットコインではAという取引所のスプレッドが狭い(価格差が小さい)が、イーサリアムではBの取引所の方がスプレッドが狭いということがありますので注意しましょう。
その他、出金手数料や送金手数料などがかかる場合がありますが、売買手数料やスプレッドに比べるとそれほど大きな金額ではありません。
仮想通貨取引所・販売所名 | スプレッド例(ビットコインの場合) | 売買手数料 | 入金手数料 | 円出金手数料 | 提携銀行 |
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ビットフライヤー(bitFlyer) |
販売所 30,427円/取引所 600円前後(18年3月12日確認時点) | 販売所0%、取引所0.01%~0.15% | 振込入金 ユーザー負担、クイック入金324円/件 | 216円~756円 | 三井住友銀行 |
ザイフ(ZAIF) |
販売所 41,249円/取引所 400円前後(18年3月12日確認時点) | -0.01% ※maker手数料は-0.05% | 振込入金 ユーザー負担、コンビニ入金486円~、ペイジー入金486円~ | 350円~593円 | 住信SBIネット銀行 |
dmmビットコイン(DMMBitcoin) |
取引所 4200円前後(18年3月13日確認時点) | 無料 | 振込入金 ユーザー負担 | 無料 | ― |
GMOコイン(gmo coin) |
販売所 30000円(18年3月13日確認時点) | 無料 | 振込入金 ユーザー負担、即時入金無料(楽天銀行・住信SBIネット銀行、ペイジー) | 無料 | 楽天銀行、住信SBIネット銀行 |
ビットトレード(BitTrade) |
取引所 700円前後(18年3月13日確認時点) | 0.2%~0.7% | 振込入金 ユーザー負担 | 648円 | ― |
コインエクスチェンジ(QUOINEX) |
取引所 400円前後(18年3月12日確認時点) | 無料 | 振込入金 ユーザー負担 | 500円 | 住信SBIネット銀行 |
バイナンス(Binance) |
取引所 4ドル前後(18年3月13日確認時点) | 0.05% BNB(バイナンスコイン)を使用の場合 | 日本円で取引できないため、ビットコインやイーサリアム等での送金のみ | 日本円で取引できないため、ビットコインやイーサリアム等での送金のみ | ― |
仮想通貨取引所・販売所選びのほとんどは、売買手数料とスプレッド、販売所や取引所、現物取引、レバレッジ取引ごとの取扱い通貨の種類といった要素でしょう。
取扱い通貨の種類については、海外の仮想通貨取引所は数十から百以上の仮想通貨を取り扱っているケースもありますが、日本国内の仮想通貨取引所・販売所の多くは、数種類がほとんどでそれほど変わり映えしません。
あとは、チャートツールや取引アプリの使いやすさとセキュリティなどですが、最後に運営の信頼性等の確認のため、最後に仮想通貨取引所・販売所の経営母体について資本金、提携などについてみていきましょう。
仮想通貨取引所・販売所名 | 仮想通貨交換事業者 | 会社名 | 設立日 | 本店所在地 | 資本や提携など | 推定アカウント数 | アプリ |
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ビットフライヤー(bitFlyer) |
関東財務局長 第00003号 | 株式会社bitFlyer | 2014年1月9日 | 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F | 41 億 238 万円(資本準備金含) | 100万以上 | ◎ 初心者でも可能 |
ザイフ(ZAIF) |
近畿財務局長 第00002号 | テックビューロ株式会社 | 2014年6月16日 | 大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F | 8億3,013万円(資本準備金含む) | 55万以上 | △ 一部機能 |
dmmビットコイン(DMMBitcoin) |
関東財務局長 第00010号 | 株式会社DMM.com | 1999年11月17日 | 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階 | 1000万円 | 10万以上 | ◎ 初心者でもわかりやすい |
GMOコイン(gmo coin) |
関東財務局長 第00006号 | GMOコイン株式会社 | 2016年10月 | 東京都渋谷区桜丘町20-1 | 17.58億円(準備金含む) | 15万以上 | △ 一部機能(FX)のみ |
ビットトレード(BitTrade) |
関東財務局長 第00007号 | ビットトレード株式会社 | 2016年9月12日 | 東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4階 | 5100万円 | ― | 無 |
コインエクスチェンジ(QUOINEX) |
関東財務局長 第00002号 | QUOINE株式会社 | 2014年11月 | 東京都千代田区平河町2-7-3 | 約20億円(資本準備金含む) | 10万以上 | 〇 |
バイナンス(Binance) |
― | BINANCE | 2017年7月 | 香港 | ― | 700万以上 | 有 |
これまでみてきたように、仮想通貨取引所と一言で言っても様々な特徴があり、取引所ごとに一長一短があります。
そのため、とりあえずビットコインから長期保有で投資をしてみたい、デイトレードで売買を頻繁に行って収益を上げたい、色々な種類の仮想通貨を購入したいなど、自分の投資スタイルに合った取引所を利用することが大切です。
レバレッジ取引は、実際に通貨を入手せずに取引を行うため、送金ができなかったり、価格が下がると強制的に取引を終了されるということがあります。
特に初心者は、現物だと思って購入したつもりがレバレッジ取引で倍率が高くなった状態で買いを行って、思わぬ損失を受けてしまったということもよくあります。
現物取引においても、取引所ではユーザー間が売買をするため、入手できると思った価格と違った価格で購入をしてしまったり、トレードツールの使い方やチャートの見方がわからず取引ができなかったということもあるでしょう。
さらに海外の仮想通貨取引所となると、英語の問題や取引所の情報が少ない、サポートに連絡が取りづらいといったことでさらにハードルが上がります。
多少、手数料が高くてもまずは販売所形態の日本国内の仮想通貨取引所で売買や送金を行って、仮想通貨取引に慣れてから自分にあった仮想通貨取引所を複数もつのがよいでしょう。
※2018年3月28日更新。アクセス数や登録数などから算出