2009年、この世界にビットコインが誕生しました。
皆さん知っての通り、ビットコインは最高値240万を記録した、現在最も成功している仮想通貨です。
まさにビットコインは仮想通貨界の始祖であり、その名前は今後も語り継がれていくでしょう。
時は進み2011年、今度はライトコインが誕生しました。
昨今ビットコインのハードフォークが頻繁に行われていますが、実はビットコインの最初のハードフォークはライトコインです。
でもこのライトコイン、ビットコインと何が違うの?どんな特徴があるの?
ここではその疑問にお答えしつつ、今後ライトコインがどうなっていくと予想されているかを追ってみます。
今でこそ1000以上のアルトコインが切磋琢磨していますが、今からたった7年前までは、アルトコインと呼ばれる通貨は一つもありませんでした。
それが2011年10月、現ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏によって、ビットコインではカバーしきれない問題を解決できるコインが誕生しました。
それがライトコインです。
ライトコインはビットコイン以上に日常利用向けに開発されており、ビットコインの最大発行枚数が2,100万枚に対し、ライトコインは8,400万枚です。
ライトコインの方が発行枚数が多いので、通貨1枚当たりの価格はライトコインの方が小さくなります。
なので、よくビットコインは「金」ライトコインは「銀」と呼ばれます(開発者のチャーリー・リー氏自身がそう言っています)。
ビットコインとライトコインの主な違いを簡単にまとめると、次のようになります。
ビットコイン | ライトコイン | |
---|---|---|
マイニングアルゴリズム | SHA-256 | Scrypt |
ブロック生成時間 | 10分 | 2.5分 |
最大発行枚数 | 2,100万枚 | 8,400万枚 |
ライトコインのマイニングアルゴリズムはScryptと呼びます。
これはビットコインのSHA-256よりも計算方法が複雑で、多くのメモリを使用します。
なのでビットコインよりもブロック生成に時間がかかるのではないかと言われていましたが、Scrypt自体の技術が改良され、生成時間はビットコインの4/1で済むようになりました。
上述しましたが、ブロック生成時間がビットコインに比べて2.5分です。
昨今ビットコインの送金需要の高まりに技術が追いついておらず、送金トランザクションの詰まりが発生している状況です。
これを解消するためにビットコインはビットコインキャッシュやビットコインゴールド等、新たな派生ビットコインを開発してその問題解決を模索しています。
しかし、ライトコインはブロック生成時間が短いのでトランザクションが詰まりにくく、現に今のところ送金詰まりは起こったことがありません。
2011年から稼働し続けている実績と、現在最も成功しているビットコインをベースに作られているという点、更にブロック生成時間の短さによる送金詰まりの起き難さから、ライトコインは昔から多くのホルダーに支えられています。
ライトコインはビットコインの4倍の枚数上限になっています。
2.5分毎にブロックが生成され、マイニング報酬として50LTCがマイナーに送られますが、ライトコインはビットコインの枚数になるので、インフレ率は同じになります。
ライトコインは2011年から稼働しているという実績や、ビットコインを元にして作られたという点から非常に高い評価を得ている仮想通貨です。
しかし、現在1000を超えるアルトコインが存在し、中でも1トランザクションの処理が数秒で終わる通貨や、送金情報を完全に秘匿する匿名性に優れた通貨が台頭してきており、その上昇率はまさに仮想通貨ならではと言える、驚異の伸び率を叩き出しています。
最近で最もホットな仮想通貨だと「Verge(XVG)」ですね。
ブロック生成時間は30秒で、ライトコインより更に早くトランザクションを処理できます。
しかしこの仮想通貨の特徴はそこでなく、レイス・プロトコルと言う機能によって、取引内容を公開するか、匿名にするかを自分で選べることです。
この特徴が市場にうけ、2017年12月初めから50倍以上の価格を付けました。
そして今後よりポテンシャルの高い通貨が出てきても不思議はありません。
もちろんライトコインにはライトコインの良いポイントは沢山あります。コインの能力だけが全てではないので(もしコインの能力が全てなら、ビットコインは早々に仮想通貨市場から退場しているはずです)。
現在1LTC=32,000円前後で取引されており、総発行枚数が約5,450万枚、時価総額が1兆7千4百億円となっています。
時価総額ランキングはビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュに続き、第5位です。
ライトコインはビットコイン以上に日常利用されることを目的として作られた仮想通貨であることは上述した通りです。
しかし、いざ仮想通貨の需要が高まると、ブロック生成時間が2.5分というのはかかりすぎという状況になってしまいました(新アルトコインの台頭等が原因です)。
しかしライトコインも今のままで終わるわけではありません。
2018年、ライトコインは他のどのアルトコインにも負けないトランザクションスピードを手に入れるかもしれません。
しかも、送金手数料は低すぎて実質無料となります。
そんな夢のような機能を実装しようとしているのです。
そのプロジェクトの名前は「ライトニングネットワーク」と言います。
通常ライトコインはブロックチェーンに取引記録を2.5分間隔で書き込みに行きますが、ライトニングネットワークが実装されると、取引処理をブロックチェーン外で管理することができるようになります。これを「オフチェーン」と言います(今までのライトコインは「オンチェーン」と呼ばれています)。
このライトニングネットワークが実装されると、逐一ブロックチェーンに書き込みに行く必要が無くなり、1000の取引をミリ秒単位で行えるようになり、マイニングコストは大幅に減少し、更に0.0001円単位の超マイクロ取引が可能になります。
こうなれば現在速さを売りにしているアルトコインを圧倒的に抜き去ることが出来ます。
ただし、ライトニングネットワークはまだテスト段階で、本当に実装されるのか、また実装されるとしてもそれが2018年内なのかは定かではありません。ここは十分に注意してくださいね。
ライトコインは国内の仮想通貨取引所で簡単に購入できるので、ここで紹介する取引所を利用して、ぜひ挑戦してみてくださいね!
coincheckは最近芸能人の出川哲郎さんが双子の役でCMに出ていることで話題を呼んでいます。
もちろんただCMをやっているから薦めているわけではありません。
coincheckは何よりもまずスマホアプリが非常に使いやすく、初心者の方でもスマホで簡単に仮想通貨を購入できます!
更にcoincheckはアルトコイン取り扱い数が非常に多く、国内取引所だけで完結させたい!けどビットコイン以外にも挑戦してみたい!という方には特におすすめです。
GMOコインはインターネット事業を営む国内大手企業のGMOインターネットグループが手掛けている取引所です。
誰もがよく知っている企業の取引所なので非常に安心感がありますね。
そしてGMOコインは日本円のクイック入金手数料が「無料」です。
大きなお金を動かすのであれば手数料くらいは問題にならないのですが、少額で取引したい方は数百円の手数料は中々の割合になってしまうかもしれません。
なのでGMOコインは少額取引をしたい方におすすめです。
最後はbitFlyerです。
こちらもよくCMやってますね。
bitFlyerもcoincheckと同じようにスマホアプリが簡単に仮想通貨を購入できます。
さらにbitFlyerはLightningFXという取引方法で最大15倍のレバレッジを効かせたビットコインの取引ができます。
ライトコインだけでなく、ビットコインで大きく儲けを生みたい方におすすめです。
ただし、FXは損失も大きくなる可能性がありますので、扱いには十分に気を付けてください。