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採掘難易度(ディフィカルティー)とは?

2018.04.06 更新

採掘難易度(ディフィカルティー)とは? マイニングでブロック生成を行う際の難易度のこと

採掘難易度(ディフィカルティー)とは、マイニングによってブロックチェーンのブロックを生成する際の難易度のこと。

ビットコインなど、マイニングを行うことで報酬がもらえる仮想通貨では、ハッシュ関数という演算を用いて計算処理をし、ハッシュ値を求めますが、このハッシュ値の検索するための演算のスピードを調整し、およそ10分に1度ブロックが生成されるようにしています。

採掘難易度(ディフィカルティー)を調整する理由

マイニングのスピードが上がると、ビットコインなどの仮想通貨の生成が多くなり、流通量が増えてインフレになってしまいます。

そのため、その流通量を調整するために、採掘難易度(ディフィカルティー)を変動させていますが、ビットコインにおいては、組織的なマイナーがスペックの高いマシーンを電気代の安い場所に大規模な設備を構築してマイニングを行なうことが多くなっており、マイニングスピードがどんどんあがってしまうため、採掘難易度(ディフィカルティー)も指数関数的に上がっています。

個人がビットコインのマイニングを行うにはマイニングプールが必須

このように、採掘難易度(ディフィカルティー)が上がると個人がマイニングで報酬を得られるのは非常にむずかしくなっています。

そのため、個人がマイニングを行う場合、マイニングを組織的におこなうグループに出資やマシンリソースの提供といった方法で「マイニングプール」という組織に参加し、マイニングの報酬を分配するような形式でマイニングを行うことが必要になっています。

ビットコインでは、多くのマイニングプールが存在しており、中には仮想通貨の開発やハードフォーク等にも影響を与える存在になる場合もあります。

こういったマイニングプールが仮想通貨の存在自体に影響を与えてしまうという課題もありますが、流通量を抑制しつつ、公平性を保つ必要がある採掘難易度(ディフィカルティー)は重要な要素と言えるでしょう。

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