Binance(バイナンス)は、2017年7月に開設された中国の仮想通貨取引所です。
開設からからわずか6ヶ月で世界1位の取引高を達成しました。
Binance(バイナンス)の公式サイト
Twitterなどで仮想通貨の投資家が言及することも多く、今一番勢いがある仮想通貨取引所と言っても過言ではありません。
中国の仮想通貨取引所ではありますが、サイトは日本語に対応していて、今後は日本支社の設立も検討しているようです。
その最大の魅力は、取り扱っている仮想通貨が約100種類と非常に多い点です。
取り扱う仮想通貨は日々追加されているので、まだマイナーで価値がでていない仮想通貨に先行投資したいと考えている人たちから大きな注目されています。
バイナンスが取り扱っている仮想通貨は、約100種類です。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要通貨はもちろん、日本の仮想通貨取引所では取り扱われていないものも大量にあります。
日本の仮想通貨取引所のなかで取り扱っている仮想通貨が多いZaif(ザイフ)でも17種類なので、バイナンスがいかに多くの仮想通貨を取り扱っているかわかるでしょう。
スプレッドと決済手数料は、仮想通貨取引をする際に少しでも余計な費用が発生しないようにするために、かならずチェックしておく項目です。
バイナンスはスプレッドと決済手数料が非常に安い仮想通貨取引所ですが、日本の仮想通貨取引所ではないため入出金手数料については注意が必要です。
バイナンスの仮想通貨売買はすべて「取引所形式」になので、スプレッドが狭く、売買手数料が低い仮想通貨取引所です。
取引所形式とは、ユーザ同士が直接仮想通貨を売買するシステムで、スプレッドが狭いので売買手数料が少ないという特徴があります。
一方で、日本の仮想通貨取引所には「販売所形式」が少なくありません。
販売所形式とは、仮想通貨の売買が仮想通貨取引所とユーザ間で行われる形式で、取引所形式よりもスプレッドが広いという特徴があります。
バイナンスでは、すべての仮想通貨の決済手数料が0.1%になっています。
海外の仮想通貨取引所として有名なPoloniexが0.15~0.25%、Bittrexが0.25%なので、圧倒的に決済手数料が低いといえます。
さらに日本国内の仮想通貨取引所と比較してもバイナンスの決済手数料は安めなので、現時点では仮想通貨取引をするうえで一番お得な仮想通貨取引所といえます。
さらに、バイナンスが独自に発行している仮想通貨であるBNBを利用すれば、決済手数料は0.05%になります。
少しでも決済手数料を安くしたい方は、バイナンスに登録したらまずはBNBを購入しましょう。
そうすれば決済手数料をBNBで支払えるようになり、決済手数料が0.05%になります。
バイナンスは中国の仮想通貨取引所なので、日本円の入出金ができません。
ではどうやって仮想通貨取引をするのかといえば、ビットコインかイーサリアムを利用して、ほかの仮想通貨を購入するという方法になっています。
だからバイナンスで仮想通貨取引をするときには、まずは国内の仮想通貨取引所などでビットコインがイーサリアムを購入して、それをバイナンスの口座に送金する必要があります。
ほかの仮想通貨取引所などからバイナンスに仮想通貨を送った場合の入金手数料は0%です。
そして、バイナンスからほかの仮想通貨取引所に仮想通貨を送るときの出金手数料は、通貨ごとに異なります。
この出金手数料は、日本の仮想通貨取引所などと比べても低めに設定されていますが、具体的な金額は日々変動するので、バイナンスの公式サイトで確認しましょう。
Binance(バイナンス)の公式サイト
バイナンスが他の取引所と比較して優れているポイントを紹介します。
Binanceは約100種類の仮想通貨を取り扱っています。
仮想通貨取引に興味があるという方の大半は、保有している通貨の高騰によって利益を得たいと考えていると思います。
その点、まだ価値が見出されていない仮想通貨を大量に取り扱っているバイナンスは、宝の山である可能性を秘めています。
先に解説したとおり、バイナンスの決済手数料は日本や海外のあらゆる仮想通貨取引所と比較しても低くなっています。
バイナンスは中国の仮想通貨取引所ですが、日本語表示に対応しています。
多くの海外仮想通貨取引所は英語のみの表記になっていますが、バイナンスは日本人でも使いやすくなっているのです。
バイナンスには以下のようなデメリットがあります。
バイナンスには、日本円を直接入金できません。
ビットコインがイーサリアムを利用して、ほかの仮想通貨を購入するという方法になっています。
よって、日本円を使ってバイナンスで仮想通貨取引を行い、それを日本円で出金する場合には以下の手順を踏む必要があります。
このような手順を踏むということによって手間がかかるという問題だけではなく、利用する仮想通貨取引所ごとに入出金手数料が発生するという点に気をつけましょう。
特に日本の仮想通貨取引所からバイナンスに仮想通貨を送金する際の手数料には注意が必要です。
送金手数料は日々変わりますが、ビットコインの場合は2,000円~4,000円程度かかることが多いので、送金手数料が比較的低めなイーサリアムでの送金をオススメします。
バイナンスはいまや世界一の仮想通貨取引所ですし、利用している日本人もたくさんいるので、必要以上に不安を感じる必要はありません。
しかし、中国の仮想通貨取引所である以上は、中国国内の規制や情勢によってバイナンスの利用が不便になる可能性は常にあります。
特に、巨額の投資を行う方は中国の仮想通貨情勢に気をつけて、短期的な売買を行う予定がなければ購入した仮想通貨を国内の仮想通貨取引所やウォレットに送金しておきましょう。
バイナンスは、公式アプリが非常に使いやすいと評判です。
取り扱っている仮想通貨の価格や変動状況が一覧で確認できて、PCブラウザ版と同じように取引もできるので、バイナンスに登録したらアプリもダウンロードしておきましょう。
ただし、日本語には未対応で英語で表記されています。
バイナンスは日本の仮想通貨取引所よりもはるかに多くの想通貨を取り扱っていて、決済手数料も低いという特徴があります。
日本円の入出金ができないので仮想通貨取引をするための手間がかかりますが、今のうちにマイナーな仮想通貨を保有しておきたい方なら、是非とも登録しておきたい仮想通貨取引所と言えます。