※2018年3月28日更新。アクセス数や登録数などから算出
目次
仮想通貨取引市場の拡大とともに、仮想通貨取引所の運営に参入する企業が増えています。
そんな数ある取引所のなかでも、BitTrade(ビットトレード)は、仮想通貨ブームよりも一足早く運営を開始している仮想通貨取引所です。
コインチェックのハッキング事件からもわかるとおり、仮想通貨取引所のセキュリティや信頼性は、安心して投資をするためにかならずチェックしておきたい要素です。
BitTrade(ビットトレード)は、金融庁による仮想通貨交換業者登録はもちろん、FXですでに高い信頼性と実績を得ている株式会社FXトレード・フィナンシャルの関連会社が運営している仮想通貨取引所のため、セキュリティやトレーディングの利便性については信頼できると言えるでしょう。
特徴 |
ビットコインはもちろん、リップルやイーサリアム、モナコインなどのアルトコインも取引所形式なのでスプレッドが狭い FXで実績がある株式会社FXトレード・フィナンシャルの関連会社のため、信頼性が高い ビットコインでは最小取引量が0.0001BTCと小額から取引可能 100を超えるテクニカル分析が可能な高機能チャートツールTradingViewが利用できる 仮想通貨FX(レバレッジ取引)に対応していない |
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こんなユーザーにおすすめ |
まずは小額でビットコインを運用してみたい初心者の方 リップルやイーサリアムなどのアルトコインで板取引(取引所形式)を行いたい チャートで様々なテクニカル分析をしたい中上級者の方 すでにFXでFXTFを利用している方 |
仮想通貨取引所名 | BitTrade(ビットトレード) |
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仮想通貨交換事業者 | 関東財務局長 第00007号 |
取引形態 | 取引所(ビットコイン・アルトコイン) ※仮想通貨FX(レバレッジ取引)は無し |
会社名 | ビットトレード株式会社 |
設立日 | 2016年9月12日 |
本店所在地 | 東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4階 |
資本金 | 5100万円 |
提携・出資等 | FXで実績のある株式会社FXトレード・フィナンシャルが25%の出資 |
提携銀行 | |
取扱い通貨数 | 6(2018年3月現在) |
アプリ | アプリは無いが、WebページのUIがアプリ並みのクオリティ |
推定アカウント数 |
ビットトレードはFX事業を行っている株式会社FXトレード・フィナンシャルが親会社になります。
株式会社FXトレード・フィナンシャルは、FX裁量取引・FX自動売買取引・FXバイナリーオプション(バイトレ)という金融商品と付随サービスを提供している企業。
その強みは、FX裁量取引・FX自動売買取引において世界各国700社以上で採用されている世界最高水準のFX取引システム「MT4」を取引サーバー、営業拠点、カスタマーサポートを、すべて国内で運営していることです。
コインチェックのネム流出事件以降、金融庁の仮想通貨交換業者登録を受けていても行政指導を受けてしまうなど、仮想通貨取引所ビジネスへの逆風はどんどん強くなっています。
「セキュリティや手数料などを考えるとどの仮想通貨取引所に仮想通貨を預けておけばいいのか」と考えているユーザーも多いと思いますが、これまでFXで高度な取引システムの管理・運営をしてきた株式会社FXトレード・フィナンシャルが運営元ということは、大きなアドバンテージになると言えるでしょう。
BitTrade(ビットトレード)のTradingViewは、単にチャートを見るだけでなく、トレンドラインやパターン、メモなどを入れながら分析ができます。
様々なテクニカル指標も用意されており、複数表示をした場合も非常に見やすい作りになっています。
上記のような、短期売買に最適な機能が多数あるのにもかかわらず、仮想通貨FX(レバレッジ取引)ができないのは残念です。
ビットトレードで取り扱っている通貨は次の6銘柄です。
ビットトレードでは、取り扱っている6種類すべての仮想通貨を板取引(取引所形式)で売買できます。
板取引では、ユーザ同士の直接取引である販売所形式よりもスプレッドが狭いので、仮想通貨をお得に購入できます。
入金は無料ですが、出金は他の仮想通貨取引所と同水準の手数料がかかります。
次にスプレッドと売買手数料を見ていきましょう。
ビットトレードはすべての仮想通貨を板取引(取引所形式)できるので、販売所形式よりもはるかにスプレッドが小さくなっています。
販売所の場合スプレッドは3%~7%程度が一般的ですが、ビットトレードの板取引(取引所形式)なら1%未満で売買可能。
数秒単位で相場は変わっていきますが、2018年3月17日10時頃だと下記のようなスプレッドになります。
仮想通貨 | 売り(円) | 買い(円) | スプレッド |
---|---|---|---|
BTC | 864000 | 863292 | ¥708 |
XRP | 70.486 | 70.402 | ¥0.08 |
MONA | 385.525 | 383.019 | ¥2.51 |
ビットトレードのような板取引では、スプレッドとは別に、売買手数料がかかります。
この売買手数料については、メイカー(指値注文)、テイカ―(成行注文)で手数料の料率が変わりますので注意しましょう。
売買手数料の例
仮想通貨 | メイカー | テイカ |
---|---|---|
BTC/JPY | 0.2% | 0.2% |
XRP/JPY | 0.25% | 0.45% |
MONA/JPY | 0.30% | 0.70% |
ビットトレードは2段階認証を設定可能で、仮想通貨の保管にはマルチシグやコールドウォレットを利用しています。
これらのセキュリティ対策は、安心して資産を預けるうえで必須の対策で、取引所として備えておくべきセキュリティ対策はしっかり行っている取引所といえます。
ただ、こういった対策はほとんどの仮想通貨取引所で行われているため、BitTrade(ビットトレード)においては、長年FX市場で培ったノウハウを持つ株式会社FXトレード・フィナンシャルが運営に関わっているというところがセキュリティ的な部分においても大きく評価できる点ではないかと思います。
国内には販売所しかない取引所や、ビットコインしか板取りができない取引所がほとんどです。
販売所は、場合によって、5%以上手数料が取られる可能性がありますから、例えばビットコインを100万円で買って106万円で売っても1万円以下の利益になってしまいます。
ビットトレードでは、取り扱っているすべての通貨を板取引できるので、スプレッドが小さくてお得に取引できます。
スプレッド1000円・売買手数料が0.2%とすると、100万円で買って106万円で売った場合、約5万円以上の利益で手数料5%の販売所と比べると5倍以上の利益になります。
リップルやモナコインといったアルトコインは日本での人気が高いものの取り扱っている取引所はビットトレードを含めた数社だけです。
これらのアルトコインをスプレッドの狭い板取引(取引所形式)で売買できるのはビットトレードの大きなメリットと言えるでしょう。
ビットトレードはTradingViewという高機能チャートツールを導入していて、100以上のテクニカル分析ができます。
複数のテクニカル指標をもとに投資をしたい方にとって非常に便利な取引所といえます。
ビットトレードはスプレッドが小さいことが魅力ですが、取引手数料は他の国内取引所と比較して少し高めとなっています。
たとえばビットコインはメイカー・テイカーともに0.2%になっていますが、無料になっている取引所もありますし、Zaifにいたっては手数料がマイナスになっています。
アルトコインについてもビットバンクやザイフなど、手数料がほぼ無料~0.1%に設定されている取引所も多い中で、ビットトレードは0.2%~0.7%になっています。
しかしながら、売買手数料とスプレッドを足しても売買価格の1%前後になる場合が多く、販売所形式の仮想通貨取引所と比べると手数料合計は数分の1になります。
ビットトレードはアプリを配信していません。
しかし、ビットトレードのトレード画面はスマートフォンからブラウザで表示しても快適に閲覧できるように最適化されていて、テクニカル指標の表示はもちろん、トレンドラインやメモ、ポジション等の書き込みが可能です。
そのため、スマートフォンからビットトレードを利用しても、アプリなしでパソコンで操作するのとほぼ同じようにストレスなく取引できます。