BTCボックスは「BTCボックス株式会社」が運営している仮想通貨取引所で、2014年に開設されました。
公式サイト「日本で1番歴史が長い取引所」と書いてあるとおり、他の国内の取引所に較べて運営歴が長い取引所です。
【公式】BTCBOX(BTCボックス)
BTCボックスが取り扱っている仮想通貨は、2018年1月時点で、以下の4つです。
ビットコイン (Bitcoin/BTC)
ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)
ライトコイン(LiteCoin/LTC)
イーサリアム (Ethereum/ETH)
どれも、すでに仮想通貨業界では有名と言えるものばかりです。これらの仮想通貨は、たいていの取引所で取り扱っているので、「国内ではBTCボックスでしか取引できない」という仮想通貨は今のところありません。
日本円、仮想通貨ともに入金は無料ですが、出勤にはそれぞれ手数料が発生します。
日本円を出金する場合、出金額の5%(最低400円)が手数料として発生します。
それぞれの通貨を別の取引所やウォレットに送金する場合も手数料が発生しますので、詳細は公式サイトを御覧ください。
仮想通貨売買の手数料は、すべて無料です。
スプレッドは取引するタイミングによって変わりますが、他の取引所と比較して、特別高くも安くもない水準です。
BTCボックスのメリットや特徴を紹介します。
仮想通貨取引所は、自分の資産を預けることになるので信頼できるに越したことはありません。その点、運営歴が長いBTCボックスは、突然の閉鎖などのリスクが低いといえます。
2017年後半頃から、仮想通市場が盛り上がった影響でユーザ数や取引量が増えたため、サーバが重くなったり停止する取引所もありました。
しかし、BTCボックスではそのようなトラブルが発生していません。
ただし、bitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)などの有名取引所よりも、単純にユーザ数が少ないからサーバトラブルが起きていないだけ、とも言えます。
過度な信頼は禁物ですが、比較的サーバが安定していることは間違いないので、いつでも自分が好きなタイミングで、安心して取引したい方にとっては良い取引所と言えます。
先に解説したとおり、現時点ではBTCボックスでは4つの仮想通貨しか取り扱っていません。
また、取り扱っている仮想通貨も有名なものばかりで、BTCボックス以外でもたいていの取引所で売買できます。
仮想通貨に投資する方のなかには、まだあまり価格が高くない銘柄に投資して、高騰することを期待している方も多いでしょう。
しかし、BTCボックスにはそもそもそのような仮想通貨がないので、投資的なうまみもありません。
日本円を入金する方法は銀行振込しかありません。
他の取引所には、クレジットカード入金やコンビニ入金などを備えているところも少なくありません。
BTCボックスは、取り扱っている仮想通貨の種類が少ない上に、スプレッドや手数料も他の取引所よりも優れいている点が特にありません。
つまり、あえてBTCボックスを選ぶ理由がまったくないのです。
BTCボックスは「BTCBOXビットコイン取引所、BTCボックス」というアプリを配信しています。
ただし、取引できるのはビットコインだけです。
また、画面が非常に見づらくて使い勝手も悪いので、googleplyのレビューでも3.2点という低評価になっています。
BTCボックスでビットコインを取引しなくてはならないような特別な事情はないので、基本的に利用する必要はありません。
BTCボックスは、仮想通貨取引所としての歴史が長いことを除けば、何の特徴もありません。
取り扱っている仮想通貨の種類が少ない上に、他の取引所と較べて手数料などのメリットもないので、オススメできるポイントもありません。
とはいえ口座開設だけなら損失を被る心配はありませんし、今後仮想通貨の種類が増えれば有用な取引所になる可能性もあります。
だから基本的には他の取引所をメインとして利用し、念のためにBTCボックスの口座を開設しておくのも悪くありません。