※2018年3月28日更新。アクセス数や登録数などから算出
目次
Webやコンテンツサービスを中心に多角化を行っているDMMグループ。
動画配信や英会話、FX、オンラインゲームなど様々なサービスでCMなども多数流している認知度が高い企業です。
そんなDMMグループがいよいよ2018年1月仮想通貨取引所サービスに参入しました。
そのサービスの特徴は、日本一のFX業者らしく、仮想通貨FX(レバレッジ取引)のサービス分野で他の取引所と差別化を図ってきています。
| 特徴 |
ビットコインだけでなく7種の仮想通貨でFX(レバレッジ取引)が可能 スマホの取引ツールが使いやすく、仮想通貨FXに最適 企業としての知名度も高く、FXでの実績もあるため取引所としての信頼性が高い 仮想通貨FX(レバレッジ取引)に重きが置かれているため、送金が3営業日以内など現物取引のサービスが弱い |
|---|---|
| こんなユーザーにおすすめ |
ビットコインだけでなくリップルやイーサリアム、ライトコインなど様々な仮想通貨で仮想通貨FX(レバレッジ取引)を行いたい方 仮想通貨取引所の開設が初めてで知名度が高い企業の取引所を利用したい方 現物取引でIFDやOCOなどで売買をしたい方 スマホメインで取引を行い方 |
| 仮想通貨取引所名 | DMM Bitcoin(DMMビットコイン) |
|---|---|
| 仮想通貨交換事業者 | 関東財務局長 第00010号 |
| 取引形態 | 販売所（ビットコイン・アルトコイン） ※現物取引はビットコイン、イーサリアムのみ |
| 会社名 | 株式会社DMM.com |
| 設立日 | 1999年11月17日 |
| 本店所在地 | 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階 |
| 資本金 | 1000万円 |
| 提携・出資等 | DMMグループの仮想通貨取引所部門 |
| 提携銀行 | |
| 取扱い通貨数 | 7(2018年3月現在) |
| アプリ | ◎ 初心者でも使いやすい |
| 推定アカウント数 | 10万以上 |
DMMグループは、年商1800億以上、ユーザー数も2700万以上という大手企業でありながら、様々な実験的な事業も手掛けるベンチャー企業としての側面も強い企業です。
しかも、FXにおいては50万以上の口座数を持つ国内最大手のFX業者。 むしろ、2018年1月の参入というのはかなり遅かったとも言えると思います。
そんな後発組のDMM Bitcoinが狙うのは、アルトコインの仮想通貨FX（レバレッジ取引）です。
仮想通貨には、実際に仮想通貨の売買を行う現物取引と、証拠金を元に仮想通貨を借りるような形で取引を行うレバレッジ取引（仮想通貨FXや信用取引と呼んでいる取引所もあります）があります。
レバレッジ取引では、証拠金の何倍もの金額を取引出来たり、空売りができるため、取引金額が大きくなりやすく、その分手数料（スプレッド）収入も大きくなります。
今までは、ビットコインのレバレッジ取引が可能な取引所は多かったですが、複数のアルトコインのレバレッジ取引が可能な取引所は今までは無かったため、そのあたりを狙って行ったのはさすが、日本一のFX業者と言えるでしょう。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)で取り扱っている通貨は次の7銘柄です。
ただし、注意しなければいけない点は、現物取引はビットコイン、イーサリアムのみということです。
その他の仮想通貨はすべて仮想通貨FX（レバレッジ取引）での売買のみ可能ですので、他の取引所や自分のウォレットに送金することはできません。
取引可能なアルトコインは、時価総額が高いものがラインナップされていますが、ビットコインに比べてボラティリティ（仮想通貨の価格の変動性のこと）が高くなりがちです。
その分、仮想通貨FX(レバレッジ取引)では大きな利益が出せる可能性が高いですが、損失も大きくなることもあるので慎重に取引をするように心がけたいですね。
DMM Bitcoinの手数料の特徴は出金等も含めてすべて無料という点です。
次にスプレッドを見ていきましょう。
DMM Bitcoinでは仮想通貨FX(レバレッジ取引)を中心とするユーザーが多いはずなのでスプレッドの幅は気になります。
| 仮想通貨 | BID(売) | ASK(買) | スプレッド |
|---|---|---|---|
| BTC | \869,783 | \873,815 | \4,032 |
| ETH | \55,794 | \60,056 | \4,262 |
| XEM | \30 | \33 | \3 |
| XRP | \69 | \75 | \6 |
| LTC | \13,497 | \14,609 | \1,112 |
| ETC | \1,713 | \1,841 | \128 |
| BCH | \80,146 | \86,414 | \6,268 |
※上記は2018年3月13日時点での相場
DMM Bitcoinは、販売所形式の仮想通貨取引所になるので、スプレッドは広くなりがちですが、ビットコインについては十分利益を出せるスプレッドです。
ただ、アルトコインのスプレッドは、すこし広いかもしれません。
前日ビットコイン等含めて相場が全体的に大きくなったため、ボラティリティが比較的高かったこともあると思いますが、取引所の売買が活発になるとスプレッドは狭くなっていくはずですので、今後に期待したいですね。
コールドウォレットやマルチ・シグネチャ、二重認証等、基本的なセキュリティ対策はすべて対策されています。
二重認証はログイン時、口座振替時、出庫時などのアクションごとに細かく設定できるため、取引スタイルに合わせて設定できます。
それ以外のネットワークやインフラ、運営体制等についての取り組みはサイト等には特に詳しく書かれていません。
ただ、日本一のFX業者で60万以上の口座、DMMグループ全体で2700万ユーザーを管理しているという実績を考えると、セキュリティはかなり高いと考えられるでしょう。
サーバについても、安定しているようで、サーバダウンで取引ができないということもあまり言われていません。
現状、国内の仮想通貨取引所でリップルやイーサリアム、ネムなどのアルトコインでの仮想通貨FX（レバレッジ取引）が可能なのはDMM Bitcoinのみです。
アルトコインは、相場変動の材料が出ると上昇、下落が早い傾向にあるため、そのあたりにチャンスがあるかもしれません。
多くの仮想通貨取引所で有料である出金手数料やクイック入金手数料などの手数料も無料というのも大きな特徴の一つでしょう。
DMMグループとしての知名度、日本一のFX業者としての知名度は、様々な不正アクセスや不祥事で信頼性が落ちている仮想通貨取引所業にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
DMM Bitcoinのアプリは、仮想通貨FX（レバレッジ取引）を行う際に非常に使いやすいアプリです。
最近はスマートフォンのみで取引を行うトレーダーも多いということなのでそういったユーザーにとっては便利でしょう。
DMM Bitcoin自体の注意点ではありませんが、利用できる仮想通貨の多くが仮想通貨FX(レバレッジ取引)ということで、急激な相場下落（空売りの場合は暴騰）によるロスカットや損失が大きくなる点に注意しましょう。
ロスカット自体は証拠金維持率が80％と良心的かと思いますが、リップルやイーサリアムなどのアルトコインはボラティリティ（変動性）が高いため、暴騰や暴落が起こる可能性が高くなります。
また、サーバの安定性が比較的良く、取引やツールが使いやすい分、スプレッドには注意しましょう。
後発参入だけあって、アプリは使いやすいです。
画面はシンプルなデザインですが洗練されており、主なメニューである
といったメニューがわかりやすくまとめられています。
レート一覧は取扱通貨のBid価格、Ask価格、スプレッド等がひと目で分かるようになっており、特にチャートは直感的に操作・確認ができ、各種テクニカル指標を表示してもごちゃごちゃしないような表示で使いやすいです。
マーケット情報ページでは、仮想通貨には直接関係ないものの相関性が高い指標などが表示されておりマクロ的な分析に役立つでしょう。
DMMビットコインのアカウント作成は公式サイトからできます。
公式サイトのトップページ右上にある「口座開設」をクリックしましょう。
メールアドレスを入力すれば仮アカウントの作成が完了します。
登録したアドレスに届く確認メールの中に記載されているURLをクリックすると本登録画面が表示されます。
まずはパスワードを設定します。パスワードを設定したらログイン画面が表示されるので、登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインしましょう。
「本登録口座を行う」ボタンをクリックしましょう。
確認事項のチェック欄があるので、それぞれ確認してチェックしましょう。
入力欄にしたがって氏名、生年月日、住所などを入力します。
以上で本人情報の登録は完了です。
次に本人確認資料を提出します。
DMMビットコインで本人確認資料として利用できるのは以下の書類です。
提出する書類を選択して、ファイルをアップロードしましょう。書類に不備がなければ1日程度で本人確認が完了します。
サイトでの本人確認が完了したら、1週間前後で登録した住所宛に書留ハガキが送られてきます。ハガキは書留郵便のためポストに投函されません。受け取りができないとDMMビットコインに返送されてしまい、取引ができないため注意しましょう。
ハガキに記載されている6桁の英数字のコードをサイトで入力すれば本人確認が完了して仮想通貨取引ができるようになります。
仮想通貨取引をするために日本円を入金する方法を紹介します。
入金方法は、「クイック入金」と「銀行振込」の2種類があります。ここでは通常の銀行振込について紹介します。
メニュー欄の「入金・出庫」→「日本円入金（銀行振込）」を選択します。DMMビットコインの振込口座が表示されるので、その口座あてに振り込めば入金が完了します。
アカウント開設が終わったら、アカウントのセキュリティを高めるためのかならず二段階認証を設定しておきましょう。なお、二段階認証にはスマートフォンが必要になります。
メニュー欄の「各種設定」→「2段階認証設定」をクリックしましょう。
DMMビットコインにはアプリ認証・メール認証・SMS認証があります。手続きが簡単なのはSMS認証とメール認証です。
SMS認証を選択して自分の電話番号を入力するとSMSで認証コードが送られてくるので、認証コードを設定画面に入力すれば完了です。
アプリ認証の場合、二段階認証用のアプリが表示されるので、インストールしてアプリを開きましょう。画面に二段階認証用のパスコードが表示されるので、それをDMMビットコインの画面で入力すれば、二段階認証は完了です。
メール認証の場合、メールアドレスに認証コードが送られてくるので、それをDMMビットコインの画面で入力すれば、二段階認証は完了です。
DMMビットコインの口座開設は30分程度で完了しますが、確認ハガキが届くまで仮想通貨の取引はできません。口座開設をするときには、本人確認までの一連の手続きを完了させておきましょう。
※2018年3月28日更新。アクセス数や登録数などから算出