[18年04月更新] GMOコイン - CCらぼ-ビットコインや仮想通貨、仮想通貨取引所の初心者向けメディア

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2023/09/28 15:40更新 ※増減は前日比(24h)

GMOコイン

2018.04.02 更新

「GMOインターネットグループ」の傘下である仮想取引所GMOコイン

GMOコインは、「GMOインターネットグループ」の傘下である「GMOコイン株式会社」が運営している仮想通貨取引所です。会社の設立年月日は2016年10月で、仮想通貨取引所としてのサービス開始日は2017年5月です。
【公式】GMOコイン

GMOコインは、日本の大手ネット企業であるGMOグループであることからもわかるとおり、日本の企業が運営する仮想通貨取引所のひとつです。

日本の仮想通貨取引所といえば、bitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)などが有名ですがGMOコインはグループ会社であるという強力なバックボーンを活かして、今後さらに盛り上がっていくであろうと考えられます。

GMOコインの取り扱い通貨

現時点でGMOコインが取り扱っている仮想通貨は以下のとおりです。

  • ビットコイン (Bitcoin/BTC)
  • イーサリアム (Ethereum/ETH)
  • ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)
  • ライトコイン(LiteCoin/LTC)
  • リップル(Ripple/XRP)

取り扱っている銘柄は、数千種類あると言われている仮想通貨の中でもメジャーなものが中心です。また、2017年末になって一気に高騰したリップルも取り扱っています。ただし、仮想通貨取引所としては決して取り扱い銘柄が多いとは言えません。今後、取り扱い通貨が増えていくことは間違いありませんが、現時点では他の仮想通貨取引所とセットで利用するのが良いでしょう。

GMOコインのスプレッド、手数料等

仮想通貨取引のスプレッド

スプレッドとは、仮想通貨の売値と買値の差です。基本的には売値よりも買値が高く設定されているので、同じ仮想通貨を同じタイミングで売買するとユーザが損をしてしまいます。だから仮想通貨取引をするのであれば、出来るだけスプレッドが小さい取引所を利用するのが、損をしないためには重要です。

結論から言ってしまうと、GMOコインのスプレッドは他の取引所と比較しても広めです。GMOコインでは、GMOコイン対ユーザ間で仮想通貨の売買を行っています。一方で、Zaifなどのように、基本的に仮想通貨の売買はユーザ同士で行われている取引所もあります。そして、ユーザ同士で売買をするほうがスプレッドは小さくなる傾向があるのです。これは、どの取引所でも、どの仮想通貨でも同じなので、初心者のかたは「ユーザ同士の売買の方が得」だと覚えておきましょう。

具体的なスプレッドについて紹介します。2018年1月5日17:00時点でのGMOコインとZaifのビットコイン売買価格は以下のとおりです。

GMOコイン:

Zaif:

簡単に解説すると、GMOコインで1BTC(ビットコインの単位)を購入する場合は1,883,483円、売却する場合は1,838,483円かかります。つまりスプレッド(売買価格差)は45,000円です。一方、同じ時間にZaifで取引すれば購入価格が1,864,495円、売却価格が1,864,210で、スプレッドはわずか285円になっています。スプレッドは取引するタイミングによって変わりますが、このように基本的にはGMOコインのスプレッドは広めであるということです。

ビットコインFXのスプレッド

GMOコインでは、ビットコインのFXも取り扱っています。

GMOコインのビットコインFXは、当初はスプレッドが300円だったものの、一時はスプレッドが50,000円になっていたこともありました。上の図では、真ん中の「500」というのがスプレッドを示していますが、この数値も刻一刻と変動します。とくにビットコイン相場の変動が大きいタイミングで、スプレッドが広がる傾向があります。だからGMOコインでビットコインFXをする方は、スプレッドの変動をかならず意識しておきましょう。

入出金手数料

GMOコインは、日本円も仮想通貨も入出金が無料です。日本の仮想通貨取引所として有名なbitFlyer、coincheck(コインチェック)、Zaifなどの場合、出金に手数料が発生することが多いので、この点ではGMOコインは非常に便利といえます。

取引手数料

仮想通貨の通常の取引(現物売買)は手数料無料です。また、ビットコインFXも手数料は無料ですが、レバレッジ手数料として建玉を翌日に持ち越した場合のみ0.05%/日かかります。

GMOコインと他の取引所との違い、メリットは?

GMOコインの最大のメリットは、その安定性です。東証一部上場企業であるGMOインターネットのグループ会社なので、資本が安定しているという強みがあります。海外の取引所では、突然運営企業がつぶれてしまいユーザが損をしてしまうというような問題も発生していますが、大手企業の傘下であるGMOコインの場合はそのような事態が発生する可能性がかなり低いと言えます。

また、GMOコインのもうひとつのメリットは、ビットコインFXのレバレッジが最大で25倍であるという点です。仮想通貨のFXを取り扱っている取引所はいくつもありますが、25倍のレバレッジは日本の取引所としては最高です。レバレッジが大きいということはその分損失が発生した時の額も大きくなるというリスクがありますが、よりハイレバレッジでのFXをやりたい方はGMOコインがオススメです。

GMOコインのデメリットやリスクは?

GMOコインは、上で解説したとおりスプレッドが広めの取引所です。スプレッドが広いので大きな価格変動が起きない限り、売買すると損をしてしまいます。だから、短期的な取引をしようと考えている方にはとって大きなデメリットです。

また、取り扱っている仮想通貨もメジャーなものばかりで種類が豊富とは言えません。他の取引所で売買出来ないような特殊な仮想通貨があれば、スプレッドに目をつぶって利用するという選択ありですが、現時点では他の取引所を使った方がよいと言えます。

GMOコインのアプリ等の使い勝手

GMOコインは「ビットレ君」というスマホアプリを配信していますが、このアプリはビットコインFXしかできません。現時点ではビットコインFX以外の機能は備えていないので、通常の仮想通貨売買をしたい方にとっては使う場面がないアプリです。

GMOコインはハイレバレッジでのビットコインFXをしたい方にオススメ!

※(2月1日追記) 2018年1月31日より、価格変動リスク等を勘案してレバレッジ設定が一律5倍となりました。
【公式】GMOコイン

GMOコインはGMOインターネットグループの傘下であるという強力はバックボーンがあるので、信頼性や安定性という面では優れています。

しかし、スプレッドが広くて取り扱っている仮想通貨が少ないというデメリットがあるので、通常の仮想通貨取引をする範囲であれば、あえて利用する価値があるとは言えません。

ただし、ビットコインFXのレバレッジが他の取引所よりも高く最大で25倍なので、ハイレバレッジで仮想通貨FXをしたい方にはオススメです。

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